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仮想通貨 Zcash(ジーキャッシュ)の特徴
今話題になっている仮想通貨。世界中の著名人からビジネスマンまで、もう手に入れている人も増えてきていると思います。その流れに伴って、これから仮想通貨を始めよう!と考え始めた人、これから手に入れようと決めた人も多いのではないでしょうか?

仮想通貨を得るにあたって、まず私たちはその仮想通貨を利用するかを決めなければなりません。仮想通貨の数は今も増え続けており、端的に選ぶことは難しいと思います。
どの仮想通貨が自分に合っていて使いやすいのだろうか…?と不安に思う方に、今回は匿名性に強い仮想通貨であるZcash(ジーキャッシュ)について紹介したいと思います。
Zcash(ジーキャッシュ)とはどんな仮想通貨?
少しだけ、仮想通貨の概念についてお話をすると、仮想通貨とは、「バーチャルなお金」と呼べます。つまり、端的にいうと、「データ上にあるお金」ということです。そして、バーチャルに保管してあることで、失うことはありません。失うリスクもなく、財布のように持ち運ぶ必要もない仮想通貨ですが、現在多くの仮想通貨が発足しています。今回はその中のZcashについてです。
Zcash(通貨名ZEC)は、大手銀行JPモルガンとの提携で、大きな話題となった仮想通貨です。
「ゼロ知識証明」と言われる「匿名性」の機能を持つ通貨で、取引時にその情報を非公開でやり取りができるのが特徴です。ジーキャッシュの特徴として、その匿名性の高さが挙げられるでしょう。また、このシステムはあのイーサリアムでも技術を取り入れるために提携をZcashとしています。

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大手銀行JPモルガンとの提携
ジーキャッシュは2016年10月のリリース以降価格が急上昇となりましたが、その後は低迷してしまいました。しかしながらその後2017年3月より上昇し始め、先程の大手銀行JPモルガンとの提携で一気に急騰を見せました。大手取引所のコインチェックによると、「Zcash(ジーキャッシュ)の特徴は、ゼロ知識証明を用いてブロックチェーン内の通貨の取引を暗号化する「高い匿名性」です。
匿名性のメリット
匿名性のメリットは、資産のやり取りを第3者に明かすことなく行えること。Zcash(ジーキャッシュ)は、ゼロ知識証明を使った初めての本格的な仮想通貨として期待されています。誰が誰にいくら送ったかを第三者に明かさなくても、送金トランザクションの正当性が証明できることがZcash(ジーキャッシュ)とビットコインとの大きな違いです。正当性を証明するために、ゼロ知識証明が採用されています。
ビットコインにはないメリット
ビットコインで採用されているブロックチェーンは、高い匿名性と信頼性を実現したシステムです。しかし、ビットコインは仮名性で取引を追跡できることから、完全な匿名性とは言えません。Zcash(ジーキャッシュ)は、取引を追跡できない完全な匿名性を実現した仮想通貨です。ブロックチェーンに加え、各取引の仮想通貨の量、送信者、受信者を非公開にした状態で送金処理が可能になりました。ブロックチェーンシステムを利用する仮想通貨の取引では、仮想通貨の所有という事実を証明する秘密鍵情報を使用し取引が行われます。
Zcash(ジーキャッシュ)はゼロ知識証明を採用し、取引する仮想通貨の量を非公開の状態で決済を可能にし、取引の追跡を不可能にする仕組みです。」とあります。完全非公開ができるのはジーキャッシュくらいです。



他にはない「完全匿名性」の仕組み
具体的には他の仮想通貨とどう違うの?どっちがいいの?と思われている方に違いについて説明していきます。
先ほどもお話ししたように匿名性が強みなのがZcash(ジーキャッシュ)の一番の特徴です。
もちろんZcash(ジーキャッシュ)だけではなく、monero(モネロ)やdash(ダッシュ)も匿名性の高いコインなのですが、Zcash(ジーキャッシュ)が最も匿名性が高いと言えます。有名なビットコインもそもそも暗号通貨ということで匿名性が高いのですが、匿名性は完全ではありません。しかし、Zcashは「ゼロ知識証明」という方法を取り入れているので、以下の項目を全て匿名化できます。
- 送信者アドレス
- 受信者アドレス
- コイン数量
- コイン履歴
これは他のmonero(モネロ)やdash(ダッシュ)にはない「完全匿名」です。
もちろん、ブロックチェーン自体は公開されております。しかし第三者には匿名で送金などのやり取りができます。


逆に、monero(モネロ)やdash(ダッシュ)に比べ送金のスピードが遅いのがデメリットでもあります。
今後の将来性について
ただZcash(ジーキャッシュ)の特徴から、仮想通貨としての将来性について言及したいと思います。課題はありますが、有用性のある仮想通貨なので、他のマイナーなアルトコインに比べ将来性は高いと言えるでしょう。というのも、他のコインでも取り入れているように、匿名性が高い仮想通貨は需要があり、Zcash(ジーキャッシュ)にはその匿名性が高いコインの中でも匿名レベルはとても高いです。
また根幹はビットコインであるが、それに勝る匿名性などと、しっかり優位性を持っています。また有名になった発端でもある大手銀行のJPモルガンがZcash(ジーキャッシュ)のセキュリティ技術を採用していることで信頼度も上がっていることより、期待ができます。課題としては、時価総額はビットコイン・イーサリアムなどと比べるとまだまだ低いことや、Zcash(ジーキャッシュ)を扱っている上場している取引所が少ないこと、また匿名性が高いコインは、マネーロンダリングに使われやすく、法規制の対象になる可能性があるということも挙げられます。これらを踏まえて、Zcash(ジーキャッシュ)の取引を参考にしてみてくださいね。


Zcash(ジーキャッシュ)の購入方法
現在、Zcash(ジーキャッシュ)の取引ができる国内取引所「コインチェック」のみです。

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コインチェックは日本で最も主要な取引所のひとつであり、そのコインチェックがZcash(ジーキャッシュ)を扱っていることは信頼に厚いと言えるでしょう。コインチェックは手数料が少し高めなのがデメリットですが、簡単にワンクリックで購入することができるので海外の仮想通貨取引所の使い方がよくわからないという方や初心者の方はコインチェックで購入するのがオススメです。
コインチェックはZcash(ジーキャッシュ)の他に、「イーサリアム」「リップル」「ネム」など世界的に有名な通貨を取り入れています。また、国内の取引所で最大の通貨数が取引できるのでぜひ一度利用してみてくださいね。
いかがでしたか?今後非常に求められるであろう匿名性に強いZcash(ジーキャッシュ)についてでした。


