目次
ビットコインで買い物ができるって本当なの?


ビットコインについて聞いたことはあるけど、実際購入には踏み切れない、そういう人は多いのではないでしょうか?
その理由は、ビットコインの値動きが激しすぎて実際の価値がわからないから、という人もいるでしょう。
でも、それと同じくらい、仮想通貨というものが本当に使えるものなのか、実態がわからず不安だから、ということが原因である事も多いはずです。
実際、手に取って数えることができ、その価値が安定している通貨とは違って、目には見えないただのデータなんですもんね。
クレジットカードやデビットカードでの支払いは、目に見えないとはいえ、お金が銀行に入っていることを誰でも知っています。
でも、ビットコインは?本当に通貨と同じような価値があるものとして一般にとらえられているのでしょうか?
実際にそれを使って買い物ができるんでしょうか?

ビットコインには価値がある
不安はとてもよくわかりますが、心配するなかれ!
実際に今ビットコインは普通の紙幣と同じように価値のあるものとして認知されています。
つまり、ビットコインで実際の商品やサービスと交換をする、買い物をすることもできるんです!
これは、ビットコインを投資案件としてみた場合にも、株や不動産など、売らなければお金の代わりに使えないようなものにはない、ひとつの魅力でもあります。
ビックカメラでも利用可能
では、実際どんなところで使えるかというと、有名なところでは例えば、日本で複数店舗を構えている「ビックカメラ」の全店舗で、現在ビットコイン決済が可能です。
さらに、2017年12月8日にはビットコイン利用上限金額を今までの10万円から30万円に引き上げされたので、冷蔵庫などの大型家電の購入もできるということです。
さらに駅前のアトレ
また、駅前のショッピングセンターであるアトレ上野店・アトレ秋葉原店では、11月21日からビットコインを含むモバイル決済ができるようになっています。そして、なんと2018年6月末までにatre(アトレ)全館約1,500ショップにも導入すると発表されているんです。
その他の店舗も続々とビットコイン決済を導入している
他にも全国のメガネスーパー店、DMMなどのオンライン通販や、全国で4000以上の実店舗でのビットコイン決済が可能で、その取扱商品のジャンルは様々なものに及びます。レストランやバー、美容室が多いですが、他にも宿泊施設や整体、修理、習い事、法律事務所など、まさに多種多様です。
対応店舗もどんどん増加中です。2016年にはビットコイン決済取扱店舗が全国で1000程度だったのに対して、2017年には4000以上になっています。特に2020年に東京オリンピックを控えている現在、外国人を対象にビットコイン決済を考えているオーナーは多いと予想されます。

このように、日本ではビットコイン決済できる店舗はまだまだ少ないのですが、実は外国、例えばアメリカではもっとビットコインでの購入が盛んにおこなわれています。
たとえば、ショッピングサイトのAmazon.comやeBay、旅行関連のExpedia、コンピューター関連ではDell、Microsoft、Appleなど、たくさんの超有名企業でビットコイン決済ができます。
スターバックスなど、カフェだけでなくレストランやバーなどの実店舗でも使えるところは少なくないので、海外旅行で利用する時にもとても役に立ちます。
アメリカ、外国ではこれほどまでにビットコインが浸透しているところを見ると、この流れが日本にもすぐにやってくるというのは自然な考えです。
日本でももっともっとたくさんのお店でビットコインで買い物ができる日も近いと思います。
これらの例を見ても、ビットコインで本当に買い物ができるというのは、わかりましたよね?






では最後に、実際に触ることのできない仮想通貨での買い物ってどういう風にするのか、ビットコインで買い物をする方法をご紹介します。
ビットコインで買い物をする方法
まずは、ビットコインのお釣りについて、、、
例えば1ビットコインの値が190万円として、30万円の冷蔵庫を購入したらお釣りはどうなるのでしょうか?
実はビットコインは小数点以下何桁でも使って表すため、お釣りという概念は存在しません。
0.0054BTC(ビットコインの単位)などのように表された金額が、自分のウォレットから引き落とされたり、送金されたりすることで購入手続きをとります。これはカード払いと同じような感覚ですね。

ビットコインで買い物をする時の流れ
ビットコイン取引所で購入したビットコインは、はじめは取引所の自分専用ウォレットに送金されます。ただ実際のお店でビットコインを使うときは、取引所のウォレットからは利用できず、銀行のオンライン口座のように管理できるウォレットに送金しておく必要があります。ビットコインウォレットには様々なものがありますが、そのアプリをスマホにインストールしておき、お店での決済時、店舗がタブレット端末などで掲示する二次元バーコードを読み込み、暗証番号を入力することで簡単に決済をすることができます。

一度ウォレットを選び、ダウンロードして送金する、という作業は、確かに慣れない人にとってはめんどくさく、難しい作業です。でも、一度してしまえば、ビットコインの使い方はとっても簡単ですよね。カード決済するのと本当によく似ています。
カード決済でも、クレジットカードは信用があれば今現在ないお金でも使うことができるのに対して、デビットカードは銀行にある分のお金しか使えません。ビットコイン決済はこのデビットカードによく似ています。ウォレットにないビットコインは使うことはできないのです。

パソコンやスマホを使って、ネットモールなどでビットコイン決済を選ぶ時はどうでしょう?
この場合も、ビットコインアドレスや金額をコピー&ペースト、もしくは二次元バーコードによる読み込み後にパスワード入力をすることで買い物ができます。
ネット上での個人間の取引の際も、相手のウォレットに送金する形で同様に行うことができます。
やはりどれもこれも簡単ですよね。

このように、ビットコインは普通の通貨と同じように買い物ができ、しかも使い方はとても簡単、これがわかると、ビットコインというものは全く別世界のものではなく、今でもそしてこれから先はもっと身近なものとして存在するという気がしてきませんか?
これからはますますビットコインは注目され、ビットコインでお買い物ができる場所もどんどん増えていきます。
今のうちに使い方をマスターして、おいてけぼりを食らわないようにしたいものですね。



