目次
2018年の注目アルトコイン(仮想通貨)をご紹介

-
-
アルトコインとは?最近よく聞くアルトコインってなんなんでしょうか?
目次1 アルトコインとは?1.1 ビットコイン以外の通貨1.2 イーサリアムの誕生1.3 アルトコインには機能が存在する1.4 ICOの誕生 アルトコインとは? 今回は最近よく聞く「仮想通貨」の中のア ...


ビットコインの価格上昇ぶりが注目されている昨今ですが、アルトコインの時価総額も実は急上昇中です。仮想通貨が十分に認識され始め、これからはデジタル通貨の時代、と考える人が増えてきた、という事でしょうか。または仮想通貨バブルの波に乗って儲けたいという投資目的の購入でしょうか。どちらの場合も押さえておきたい、2017-2018年の注目アルトコインについてお伝えしていきます。

アルトコイン(仮想通貨)とは?
アルトコイン(またはオルトコイン)とは、alternative coinの略で代替通貨、つまりビットコインの代わりになる通貨という意味です。ビットコイン以外のすべての仮想通貨のことを指しています。ビットコインの発行量は2100万枚までと決められており、ビットコインには決済速度が遅いという欠点もあるため、それを補うために改良されたいろんな種類のアルトコインが発行されています。さらに、企業や事業プロジェクトが独自の仮想通貨やトークンを作り、販売することで資金を調達するICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング/新規仮想通貨公開)が多く用いられるようになったのも、アルトコインが増加している理由の一つにあげられます。


アルトコインの現在のシェア率
アルトコインのシェア率についてはどうでしょう?2017年3月まではビットコインのシェア率が8割でほぼ独占状態でしたが、4月からは一気にアルトコインがシェアを伸ばし、6月後半にビットコインのシェアは40%まで落ち込みました。その後またビットコインを購入する人が増えたため、12月18日現在では、ビットコイン54%に対してアルトコインは46%程度(イーサリウム11%、ビットコインキャッシュ5.3%、リップル4.9%、ライトコイン2.9%他)となっています。

ビットコインが高騰している理由には、流通性が高く、実際に買い物などに使用できる場所もあり、存在意義が認められているからですね。でも、アルトコインについては、実際に使用できる場はなく、即通貨としての機能を果たすことはできません。にもかかわらず買い求める人がいるのには、「ビットコインよりも優れており、将来通貨として活用できる」と考えているか、「ビットコインより上昇が速いアルトコインを一時的に持って置き、満足のいく上昇が起きてからビットコインや現金にもどす」と考えているかどちらかだと思われます。

時価総額で行くと、12月現在1位がビットコイン、2位はイーサリアム、3位がビットコインキャッシュ、4位はリップル、5位がライトコインとなっています。発行枚数で行くと、1位がステラ、2位がトロン、3位がリップル、4位がカルダノ、5位がネムです。この中でも、注目のアルトコインとして、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップル、ライトコイン、ネムについて見ていきましょう。

注目のアルトコイン
イーサリアム(ETH)
まずはイーサリアム(Ethereum:ETH)です。イーサリウムの特徴は、スマートコントラクトの実現です。直訳すると賢い契約となりますが、つまり、通貨の取引に特定の条件を付与することができる機能を備えているということです。ビットコインでは誰から誰へいくらの送信が行われた、という事実しか書き込まれなかったのに対して、イーサリアムでは、あらかじめ契約内容を記載しておくことができ、条件を満たせば契約を自動で実行してくれる、ということまでできるのです。定期的な振り込みや、何日までに払えばいくらの割引を付与というのもOKです。ホリエモンも投資していました。


ビットコインキャッシュ(BCH)
次にビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash:BCH)です。ビットコインから分裂してできたコインで、ビットコインとよく似ている部分は多いものの、決済速度は非常に早く、手数料もとても安い、より利便性の高い通貨です。ビットコインキャッシュ基軸の取引所も二つできていることからも流通が拡大していることがわかります。一部ではビットコインを追い抜く日も来るとも言われています。


リップル(XRP)
そして、リップル(Ripple:XRP)です。リップルの特徴は、リップル者が発行主体、管理主体でもあるという点です。また、リップルはオンライン通貨としての機能は持たず、それぞれの通貨の橋渡しをするブリッジ通貨であるという点も他の仮想通貨とは違う点です。円からドルへ換えて他の場所に移動させる時、金額分のリップルを買い送金した後、相手にはその分のドルで手渡されるという様な流れになります。送金速度も4分と早いので、価格変動の影響も受けません。「東京三菱UFJ銀行」が2018年からリップルネット-ワークを使って国際送金を行うと発表したことも人気アップの火種になりました。実際にリップルによる送金は10月から開始されています。また、「Google」が出資しているアルトコインとしても有名です。


ライトコイン(LTC)
次にライトコイン(Litecoin:LTC)を紹介しましょう。ライトコインはビットコインの次に開発されたコインで、ビットコインの10分という取引認証時間を4分の1まで短縮しているので待ち時間も少なく、より利便性の高いコインです。ビットコインが金ならばライトコインは銀と言われるほどの信頼のおけるコインなので、今後も安定して上昇していくのではないかと予想されます。


ネム(NEM)
最後にネム(NEM:XEM)です。もともとNew Economy Movement(新しい経済運動)の略称でした。一部の人に報酬が偏ってしまわないように、誰にでも平等に富が分配されるような仕組みが評価されています。開発に日本人がかかわっている事も国内で注目度の高い理由です。ネムの価格は安く、ツイッターで簡単に送金可能なこと、ICOにも参加している事など、マルチな点も人気の秘密です。


2018年の注目アルトコイン(仮想通貨)まとめ
5つのアルトコインをご紹介しましたが、いかがでしたか?
アルトコインにはいろいろありますが、それぞれに特徴があり面白いですね。
もちろん、ここで触れていないアルトコインにも、これから有望なものもたくさんあります。ぜひ調べて、お気に入りのコインを見つけてください。ますます仮想通貨から目が離せなくなりそうですね。




